ようこそ!~うんちくコラム~
東海支部大野先生の長野式を織りまぜたうんちく集
長野式の扁桃処置はこのコラムでもたびたび主題としております。
長野式が様々な症状に対して効果をあげている理由の一つはこの扁桃処置により扁桃リンパ組織の消炎、または強化することにより免疫力を活性化していることがあげられると思います。
扁桃リンパ組織の弱体化はワルダイエル氏の「すべての病的現象はこのリンパ組織の感染に始まる」という言葉にもあるように扁桃組織だけに止まらず、そこを病巣とし、その2次的感染により、あらゆる全身的症状をも引き起こしているからです。
このいわゆる扁桃病巣感染症に長野潔先生は着目し、これに対する扁桃処置を主軸として長野式治療システムを作り上げられてきたことはこのコラムをお読みになられている先生方には周知のことと思います。
実際の所、ほとんどの患者さんに天ユウの圧痛などの扁桃の所見が診られますし、この処置を施すことによる効果は臨床をやられている先生方にとっては日々実感なされているところでしょう。
ここで、扁桃の重要性を知る長野式治療者としては扁桃への治療アプローチと同時にこれに対する予防対策を指導していく必要があると考えます。
そこでご紹介したいのが今井一彰氏(みらいクリニック院長)が提唱していらっしゃる「あいうべ体操」です。
この「あいうべ体操」は扁桃リンパ組織の細菌繁殖の大きな原因となる「口呼吸」を改善するべく、口輪筋や舌筋を鍛えて口を閉じさせて自然に鼻呼吸へ移行させる体操です。
やり方は「あ~」と口を大きく開け、「い~」と横に開き、「う~」と前に突き出し、「べー」では舌を伸ばします。動作は大げさ気味に行うと良いです。
とても簡単で老若男女問わずできると思います。
「うがい」、「お灸」とともに「あいうべ体操」で扁桃対策をしてみてはいかがでしょうか。
「あいうべ体操」の詳細は「口の体操「あいうべ」」(マキノ出版)今井氏著で。
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026 東海支部 大野倫史 平成20年 6月
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