ようこそ!~うんちくコラム~
東海支部大野先生の長野式を織りまぜたうんちく集
以前より来院している患者さんから「何か具合が悪いらしい。」ということで紹介されて男性が来院しました。
新患さんなのでとりあえず問診票に記入をお願いしたのだが、名前と連絡先だけで後は何も記入がない。
施術台に寝ていただきながら「どのような具合なのですか?」と聞くが
「・・・まあ・・・・・」という返事にもならない返事。
???・・何だろう、この人は。
いぶかしく思いながらも、とりあえず脈診をする。
・・・・? 脈がない??
いやいや、ありました。「弱・短」です。
ようやく氷解しました。
「これはこれは、疲れきってシンドイのですね。」というと、
「・・・はい・・・」
どうやらひどい倦怠感で問診票の記入も問診での説明も辛かったみたいです。
それにどう説明していいか分からなかったのかもしれません。
以前からひどい疲労感、倦怠感で苦しんでいたそうです。
いわゆる「慢性疲労症候群」と呼ばれるもののようです。
これは慢性的な疲労感が強く、寝て回復することもなく、また大抵の場合は原因がはっきりしない「病気」です。
原因としては慢性感染症、免疫異常、内分泌異常、代謝異常、精神障害など諸説ありますが依然とはっきりしていません。
それゆえに周囲からは「怠け病」とも見られやすく、そのあたりも患者にとっては辛い所でもあります。
さて、処置として「三陰交・陰陵泉・労宮」の留鍼を脈状の改善を目安に行った。
脈がそれなりに触れるようになったところで扁桃処置を加える。
頚部のリンパがやや腫れ気味だったのが消失したのを確認して施術終了。
帰りには「なんだか楽になった」と笑顔が見れました。
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024 東海支部 大野倫史 平成19年 11月
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