ようこそ!~うんちくコラム~
東海支部大野先生の長野式を織りまぜたうんちく集
咽喉に異物感や閉塞感があると訴える患者さんがいます。
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咽喉に異物感や閉塞感があると訴える患者さんがいます。
「癌かしら?」ということで病院に受診してみても何も異常なしとの診断。
これは「咽喉頭異常感症」といいます。
原因としては一番考えられるのは更年期障害、ストレスなどからの心身症ですが、軽度の貧血、胃腸障害などからもあるようです。
長野潔先生は精神的不安、緊張、また自律神経失調などとの関連の深い小腸および小腸経を運用し、特に「小腸兪」の補鍼にて成果をあげておられます。(脈状が「洪」の場合は特に小腸経関連が有効と思われる。)
その他の原因として舌扁桃の炎症、肥大というのも意外と多いようです。
舌扁桃は舌根にある扁桃です。
咽頭扁桃(アデノイド)は3~6歳、口蓋扁桃は5~7歳が肥大(生理的肥大)のピークですがその後成長とともに萎縮していきます。
ところが舌扁桃はそれらに比べてあまり萎縮せず、むしろ30歳過ぎごろから肥大する場合もあるのです。
咽喉頭異常感症も30~40歳以降から更年期にかけての女性に多いことからも関連するケースは多いように思えます。
扁桃処置(扁桃7点、章門など)がここでも重要ですね。
ちなみに先日「扁桃摘出した人に対してはどうなの?」という質問を受けました。
扁摘は口蓋扁桃摘出、アデノイド(咽頭扁桃)摘出などがありますが完全にワルダイエル輪のリンパ組織を取り除くというわけにはいかないと考えられます。
また、扁摘をするということは扁桃組織が慢性的に弱かったからですのでむしろ扁桃処置は積極的に行ったほうが良いと考えます。
(私見ですが扁摘を行った人は天ユウの圧痛がない場合が多いです。)
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013東海支部 大野 平成17年 9月
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