ようこそ!~うんちくコラム~
東海支部大野先生の長野式を織りまぜたうんちく集
人体のなかには絶えずがん細胞が生まれていると言います。しかし常に免疫システムが監視し、がん細胞を見つけ次第、処理してしまうので癌にならずに生きていられるわけです。
そのシステムとはヘルパーT細胞が鍵を握っているようです。
ヘルパーT細胞がサイトカインを放出するとマクロファージが活性化し、がん細胞を食べ始めます。
こんどはγ‐インターフェロンを放出するとNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化しがん細胞を攻撃します。
そしてインターロイキン2を放出するとキラーT細胞がパーフォリンというタンパク質を放射してがん細胞を破壊します。
ところが日常生活の中で何か免疫システムの働きを著しく低下させるような状態が続いたとき、がん細胞は処理されないまま増殖を繰り返していってしまいます。そして数年ののち発症することになります。
免疫システムを低下させる状態とはどのような状態でしょうか。
過労、食生活の乱れ、生活リズムの乱れ、冷え、ストレス、悩み、絶望などいろいろあると思います。
たとえ手術などでガンをとってしまったとしても上記のような状態が続いていればまた発症する可能性が大きいわけです。
ある意味、「ガンになってしまった」というより「ガンを作ってしまう生き方をしていた」とも言えるように思います。そこで免疫力を低下させる状態を改善させなくてはいけません。
そのために今までの生きかたを再検討し、たとえば食が乱れていれば正し、生活リズムが乱れていればこれを正し、過労や働きすぎならばそれを改善していきます。
そのなかでとても難しいのが精神的ストレスや悩みなどの心の問題です。
改善しょうにも簡単に変わるものでもありませんし、そもそも心の問題が本人の無意識の部分にある場合も多く、それに気づくことから始めていくことになるからです。
前回の3大療法以外の方法の中の精神療法(メンタルトレーニング、瞑想、禅、哲学、宗教など)はこのような問題への取り組みなのです。
また、最近は心の持ちようが免疫力に作用するという精神神経免疫学が広く知られるようになってきました。
前向きに生きると良いというのは単に精神論ではなく、免疫力を高め、自然治癒力を強くするというのです。そのなかでも笑いが免疫力を高めることは有名です。
ロマリンダ大学のリー・バーク氏の研究ではコメディビデオ鑑賞後、γ-インターフェロンが125%、NK細胞が58%増加したとあります。
その他、国内外で笑いの研究が盛んになっております。
ということは大阪支部の長谷川先生のダジャレも免疫を上げるのでしょうか。
虚脱感すら覚える場合が多いのでどうなんでしょう。
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010東海支部 大野 平成17年 4月
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