ようこそ!~うんちくコラム~
東海支部大野先生の長野式を織りまぜたうんちく集
糖尿病といえば生活習慣病の代表格で「たべすぎ」「運動不足」「ぜいたく病」というのが世間一般的な認識ではないでしょうか。
確かに過食、肥満、運動不足は糖尿病のリスクを大きくする要素に違いないでしょう。
もうひとつ大きな要素がストレスと言われております。
ストレスを受けることによってまず自律神経系の交感神経が興奮し、脳内よりノルアドレナリン、副腎髄質からアドレナリンが分泌します。
そして今度は内分泌系です。ストレスに視床下部が反応するとCRHを介して脳下垂体がACTHを分泌し、副腎皮質からコルチゾールを分泌し始めます。
このアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールというストレスホルモンは血糖値を上げる働きもあり、一時的には良いのですが、長期にわたりこれらの血中レベルが高くなると慢性的な高血糖となり、糖尿病のリスクが高くなるのです。
ワシントン大学のピーター・ビタリアノ氏は病人看護をする健常人と一般の健常人を比較すると看護人の方がコルチゾール、グルコース、インスリンの値が明らかに高値であったと報告しています。
以上のようなことからストレス対策も糖尿病にとっても重要であるといえるでしょう。
ストレスで交感神経が高まるため、自律神経のバランスを取ろうとして過食に傾くのだと言う説もあります。
長野潔先生は糖尿病の第1の方法として副腎処置を中心とした処置を行っております。(鍼灸臨床 新治療法の探究 P149など参照)
ストレスによって乱された患者さんの自律神経、内分泌バランスが調整されることによって効を奏するということがわかっていたのですね。
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007東海支部 大野 平成16年 11月
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